
死に際の人
只今実家に居りまして、もろもろ吐き出し口が限られているので、ちょっとこっちで失礼します…!
雑多なことを五月雨に記載しています。
アニメとかでも、ゲームとかでも、創作物はそういった傾向強い印象があるんだけども、死ぬ間際の人間って良いように描かれすぎな気がする。
実物に会いましたけど、全然そんなことないですからね。
相変わらず、憎まれ口と自分の要望ばっかですよ。
普通に考えて、死ぬ間際だからとか、死を悟ったからなんだっていうんだって話ですよ。
価値観、考え方において、自分の生への優先度低くなるくらいでしょう。
もし、死に際で何かが変わるとしたら、普段から伝えようと思っていたけど伝えられなかったことが、死の意識をきっかけとして伝えられるようになるとか、その程度のものですよ。
創作の際、死に際の人間を人格を変えてまでよく描くのはやめよう。
それはリアルではないので共感も起こりにくい。
いつも通りの人格のまま描けばいい。
死を特別扱いする必要はない。
喜怒哀楽の怒
「何者でもない君の冒険記」にて、最後の方の仲間割れシーンで好評コメントを何個か頂いてまして、非常にありがたい限りです…!
予想以上に反響が良かったもんで、この後のシナリオ作成に対してちょっとプレッシャーを感じてたりします。
とはいえ、まだまだ見せ場的な場面、個人的に「ここ熱いなー」みたいな場面、何個か想定しているので、この後もね、作っていくのワクワクしているところではあります。
で、思うところがありまして。
喜怒哀楽の中でも、とりわけ怒は爆発力があるなー、と。
いや、演出でも爆発的な感じで演出したのが影響してるかもですね。
普段のうっ憤を貯めて貯めてドーン!って感じで演出させましたんで。
ちょっと、そもそも感情の起源について考えていくんですが、怒りってのは語弊を恐れずに一言でいうなら、舐められたときに発生する感情なんですね。
群れから除け者にされると生存率が下がるが、その状態はまずいので「俺のこともっと見てよ!」「俺のこと軽く見るなよ!」って自分の存在や考えをアピールする必要がある。
このために発生する感情が怒りですね。
うーん、そりゃ強い感情なわけですよね。生き死にがかかってますから、力強くアピールする必要があります。
というわけで、怒りは強い感情と共に強い行動も駆り立てるなー、と思うわけです。
あと、普段生活している中で怒りって抑えられがちだと思うんですよ。
そりゃ、強い行動と結びつくので、怒りのままに暴れたら社会的にやばいやつになりますよね?
イライラすることはあれど、爆発させることはなかなかないです。
喜怒哀楽の中でも、とりわけ出しにくいのが怒りですねー
じゃあ、その眠った感情はどこで解消させます?って考えると、創作物って都合が良いんですよね。
吐き出させるといっても、画面に向かってわめき散らかせたり、キーボード破壊させるわけではないですよ。
抱えている怒りに、ゲームを通して共感するのです。
共感は「仲間が増えた」と思わせる行動で、これは生存率UPにつながるので、感情としてはとても心地よいもになるのです。
怒りは上記した通り強い感情ですし、出せずにたまっているわけですから、これに共感をさせるのは、結構効果的だと思うんですよね。
今回、共感を呼ぶような怒りの場面、リアルでも有り勝ちなパターンを意識して作ったのが良かったかもしれない。
あと、もう一個描いた怒りのパターンがありまして、理屈型と感情型の衝突のパターンですね。
感情的な行動に対して、理屈を基に説明するが、一向に聞かず、理に適っていない反論をしてくる。
それはこれこれこういう理由で間違っている。と、また説くが、一向に理屈が通じず、次第にイライライラ…みたいな。
そっちの演出は反響なかったですね。個人的には好きなんですけども。
うーん、難しい。
絵の大切さを痛感
皆さん、創作の際に画像に対しての重要度ってどの位で考えています?
俺は超過小評価していました。
なぜ過小評価していたかというと、そもそも、編成コネコネいじるのが好きで、それ以外にはあまり興味がないからですね。
何なら、戦闘中とかメニューに顔画像なくても全く気にならないし、それでいいと思ってすらいる。
そのくらいには軽視してました。
画像の重要度を説くポストとかブログとかは、ちょいちょい見るんだけども、いずれもプレイヤー目線なんですよね。
自分で描いた絵の方が新鮮味があるとか、見た目がいいと触ってもらいやすいとか、そんな感じ。
でも、画像の効果はそれにとどまらない。
たとえばキャラ画像なら、その画像から受けた印象がそのままキャラの性格にも影響します。
恰好良さげな画像なら中二っぽい台詞はかせてみたり、一匹狼な性格にしてみたりさせたくなるんですよ。
では、キャラの顔画像に限らず、ゲームの印象を決めるあらゆる画像を一定のイメージで統一したらどうなるか?
それ以外のイメージを想起させるような作風にはし難くなるってことでしょうね。
ここまで来ると画像の影響は非常に甚大で、画像がゲームを決定しているといっても過言ではない気がします。
いつもは合成機の顔画像を使用させてもらっていたんですが、今回AI画像を使用してみて、画像から受けるイメージが制作に多大な影響を及ぼすことを痛感しました。
いや、合成機を貶しているわけではないんですが、画像の力恐るべしです…
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