前作の振り返りは終わり?

前作の振り返りは終わり?

 

ウディコン終わってそろそろ1か月になるんですね。
ウディコンの話題も大分聞かなくなってなんだか寂しいですね。
来年まだかなー

で、そうそう。
制作者の方々も、もう次回作に切り替えて制作を始められている方も居られるようです。
というか大半がそうなんじゃないかな?
俺も昨年はそうだった気がする。
けど、実際のところとしては、なんだかんだで新作に向けて着手したのは企画書いじるだけで、シヴァーラの塔の調整の方にかなり時間を割いたな。
結果、それが良かったのだと確信している。

まぁ、人がどうしようが勝手っていうのが大前提なので糾弾するつもりとかはさらさらないです。
ただ、Xにてウディコン参加者が次回作の発信をしているのを見たので、ふと、何故前作を振り返るのが良いのか書いてみようと思った。

結論を先に言うと、"効果的な振り返りが出来るから"なんだよね。
学生の時もそうだったと思うんだけども、テストを受けた後は間違えた箇所を練習するのが効果的なテストの使い方だったよね?
作品を公開した後のレビューとの照らし合わせも、基本的にはそれと一緒。
ただ違う点は、作品に対するレビュー内容が必ずしも正とは限らないし、懇切丁寧に指導してくれる解説書や指導者がいないこと。

だがしかし、だからと言ってレビュー内容は軽視できない。
レビュー者も、その人自身が生きやすい価値観を何らかの経験的な理由から生み出していて、その価値観に基づいて意見しているのだから、レビューに限らずだけども、考えようによっては人の言葉ってどんな言葉も意外と深い。
なので、すんなりと受け入れられないレビューや意味不明なレビューがあったとしても、必ず何か理由がある。

ずっと前作のことばかりやってた訳じゃないんだけども、俺の場合はシヴァーラの塔に関して多方からもらったレビューを解釈して自分の中に落とし込むのに1年ほど費やした。
その落とし込みが正しかったか間違ってたかは次回作で試してみないと分からないのだが、それでもこの作業を通しておかないと企画、設計面での進化の可能性を大きく失うと思う。

自分の考えを磨くために、人の意見に頼らず自分の頭だけで考え続けるのも良いだろうが、レビューと照らし合わせた方が断然効率的だ。
というか、自分の頭で考えた結果、それでいいと思っているからその通りに作品を作っている訳なので、他人からの指摘がなければ間違っていることに気づくことすらできない。
気付くことすらできないものを自分だけで改善しようとするのは非効率なのは明白だ。
次回作へ進む前に前作のことをもっと気に掛けてあげたらいいのにな。と思う。

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