スチル制作過程(4日後に死ぬ体験版のネタバレあり)

スチル制作過程(4日後に死ぬ体験版のネタバレあり)

1、ラフ

ウィンドウの位置を確認しながらラフを描きます。構図は上手くいかなかったり一発でこれだーー!ってなるものがあったりマチマチです。
時にはウィンドウの位置をすっかり忘れて描くときもあります。この辺は、一枚絵とは違ってまた面白いなと思う部分です。
ここでは、人物や背景を斜めにして平坦に見せないようにしようかなという漠然としたイメージで適当に描きます。

2、線画

ここ一年くらいで線画をちゃんと描くようになりました。
あとで調整したりするので気楽に適当に描きます。描いた後はクリッピングマスクの機能を使って線の色を肌や髪色に馴染ませます。

3、下塗り

この辺になると絵が出来上がってきた感が出始めます。良いぞ~と自分を鼓舞しながら無心でやります。

4、塗り

塗りながら背景も描き込みます。寒色系の影を付けつつ輪郭をちょっとぼかしたりしてメリハリをつけます。
最近は速さを重視しながら塗っているので影は大体三段階ほどの濃さで分けながら描き込みます。

背景はぼかし&スクリーンレイヤーを使うのであまり描き込まなくてOKと思いながら描いています。背景描くの苦手だけど画面の情報量は増やしたいという時に役立つマインドです。

5、加工

オーバーレイで色味や雰囲気を整えます。画面端などをぼかしたり、塵っぽい光を入れて遠近感を出します。

最後に

私は、ゲームのスチルをめちゃくちゃ増やしてしまう人なのでどうしても「いかに短時間で実現するか」と考えてしまいます。そうなると、自然と似たような構図や雰囲気に。一体、どうすれば良いのかーーー!
そういう時は、ライティングを変えたり、視点や画面の角度を意識したりしています。「この構図クソ難しいからもう描きたくないぜ!」「銃なんて持たせるんじゃないぜ!」と思いつつも、絵が良くなるならと我慢しています。つらいね。

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