
今回の概要
・屋上テロスはAivisSpeechのAnneliを使用していた
・Anneliは無断学習により作られたモデルであったことが、2025年9月に発覚した
・自分はそのことを2025年12月に知った
・ティラノゲームフェスの最中だが、一次非公開とし、対応を検討した
・結果、別の、出自やライセンスのはっきりしたものに差し替えることにした
・差し替え作業は完了し、審査待ちとなったので、ブログを書くことにした(2025/12/15 18時)
・音声差し替えまでして公開できるようにした理由と、音声差し替えをすることにした理由
・だます方も悪いが騙される方も悪い、と言う自分の考え方について
発端:AivisSpeechのAnneli
このAivisSpeechのAnneliと言うのは、本当によくできていて
無料の音声合成ツールに限って言えば、出力されるデータの出来がよかった
声優の山村響さんが2025年の9月6日に、自分の声を無断で学習した合成音声を利用した動画に出会い、所属元と対応を協議していることが、声優さん本人のXに投稿された
(https://x.com/hibiku_yamamura/status/1963944289014296826)
これを受けて、Anneliの作者、およびAivisSpeechの運営元から
Anneliが無断学習の産物であることが公開され
(作者の声明は勝手に要約したくないので、見たい人は以下URLから読んでみてください)
(https://huggingface.co/kaunista/style-bert-vits2-Anneli)
AivisSpeechのXに、事実確認がとれるまで、AivisHubの無期限閉鎖が投稿された
(https://x.com/aivis_project/status/1965066425464430816?s=20)
自分が見た範囲では、これ関連の動きは、ここで止まっているようだったので
どうすべきかは思いつかなかったが
とにかくゲームを非公開にしてから考えよう、と思った
どうしようかな、と思った
『来たりてモグモグ』では問題のない音声合成を使っていたが、『屋上テロス』ではその扱いに迷いが生じた。
ポポポ音に差し替えて再公開する案や、そもそも非公開にしてしまう案も考えた。
しかし、『屋上テロス』で音声を使った理由は、ギミックではなくモノローグ的な演出のためであり、音声を完全になくすと体験の質が大きく損なわれると感じた。
制作自体も深く考えずに突き進んだ作品で、精神的な負担もあり、もう十分役割は果たしたのではないかという気持ちもあった。
それでも、実際に遊んでくれた人のコメントを読んだことで考えが変わった。
この作品が自分の3作目である事実は変わらず、公開した以上、その選択自体に意味があると受け止め直した。
結果として、体験を変形させずに公開を続けるため、音声を差し替える別の方法を改めて考えることにした。
フェス参加中だし……
音声差し替え作業
新しい声は、元々使う予定だったコエイロインクのつくよみちゃんにした
(https://coeiroink.com/character/audio-character/tsukuyomi-chan)
屋上テロスの声探しは本当に難航した
声のイメージがなかったので、誰の声を聞いてもしっくりこなかった
AivisSpeechのAnneliにしたのは
一番データの出来が良かったから
※AivisSpeechというツール自体は問題ない。ただこれも事実確認の範疇なので何とも言えない
そういう意味では、若い女性の声であれば、どんな声でも自分は問題ないように感じた
ので、深く考えずにつくよみちゃんで音声を作成しなおした
声優に頼めばよかったのでは・・・?
そもそも音声合成自体、発展途上だし
ただ今回は一人で作業が完結してくれた方がありがたいので
その選択肢はあきらめた
テキストも多いし
非公開、差し替えまでした理由
世の中には意図的かどうかに関わらず、問題を生む行為をする人がいる。
けれど、個人的にはその人たちだけを一方的に悪だとは思えない。
転売の構造と同じで、行為そのものだけでなく、それを成立させている側も含めた関係の中で問題は続いている。
音声合成の件も同様で、「知らなかったから放置する」ことは、結果的に問題を容認する意思表示になってしまうと感じた。
実際、Anneliを使おうとした時点で問題に気付けなかったのは無理もなく、運営側の事情を知る術もなかった。
情報収集が遅れ、気付いたのが数か月後だったのは自分の責任でもあるが、それでも本当に自分だけが強く責められるべきなのか、迷いは残っている。
もし知ったうえで公開を続けていたら、「知らなかったから無実」という立場に甘えて生きているように見える。それがどうしても耐えられなかった。
また、この問題を知らずにゲームを遊んでくれた人たちの尊厳にも関わることだと感じた。
自分の対応で世の中が変わるとは思っていないし、すべての人を疑うような見方をしたいわけでもない。
社会の中でうまく適応できていない自覚もある。
それでも、この小さな意思表示だけは、自分が自分でいるために、無視することができなかった。
〆
ここまで読んでくださった方がいたらありがとう
ございます
ゲーム制作は
こういう感情の積み重ねをアウトプットするためにしているので
本当ならこんなグダグダ書いた文章を読ませるのではなく
ゲームで「世の中こうだぜ!」「おれはこうおもうぜ!」て言うべきだろうと思う
でもどうしたってそんなことしてたら
擦り切れて言いたいことが伝わらなくなる
たまにはこういうブログも書かないと
ね
お詫びではなくお礼で締めないとね
ニポンジン スグ アヤマル HAHAHA て笑われる
新作作ってます!
結局ティラノで作ってます!
眠る前の行動を選んで、眠くなるまで部屋のあちこちクリックするゲームです!
ゲームかそれ?
ゲームって言ったらゲームなんだよ!
屋上テロスで学んだことをふんだんに盛り込んでます
今度もわけわからないけど、ちゃんと意味のあるワケワカンナイだから!
楽しみに待っててね!
いつ公開できるかわからないよ
だって失業したから
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