
キャラクターを椅子に座らせよう!
あたかもキャラクターを椅子に座らせることができたかのような見出しですが、結論から言うと、諦めました。
そして、導き出した答えは…………。
「キャラクター移動中は椅子の上を通れないようにする」。
はい。完全に妥協しています。妥協こそが完成への近道……!
こう書くと、すごく手を抜いているように見えますが、この結論に至るまで、なんと3時間かかってます。
3時間。
トライアンドエラーで試行錯誤していたので時間がかかりました\(^o^)/
今回は、私の心の折れる様を綴った第1回目の制作記録をご紹介します。
頭身を変えたが故(ゆえ)の事故
【糺糺縁糸(きゅうきゅうえんし)】では、約2.5頭身のキャラチップを採用しています。
MZのデフォルトキャラチップは約1.5頭身ですが、アドベンチャーゲームとしてのバランスや、キャラクター動作をより分かりやすく表現させるには、1.5頭身は少々扱いにくかったため、MZ/MVのキャラチップをベースに、マウスでポチポチ頭身を修正しました。(※扱いにくいと言うのは個人の感想です。)
頭身を上げることでキャラクターの動作が分かりやすくなり、このキャラチップだけでも「なんとなく大人しめのキャラかな?」というのが分かりますね。でも実際は大人しいキャラではありません。すみません。
では早速、キャラクターを椅子に座らせてみましょう!
いい感じ!!!
すごく、いい感じです!!初っ端から問題なし!オールオッケーです!!!
なんとなく、椅子の下から足も見えていて、座っている感じがバリバリします!!!
イベント中はこれで問題なしなことが分かったため、次はイベントが終了した後、実際にプレイヤーがキャラクターを動かす時の動作を検証です!
この時点で、私すごい!めっちゃえらい!と脳内でベタ褒めしてます。自分を褒めることで、自己肯定感が高まります。
※キャラクターの立ち絵は開発中のラフです。
※机と椅子のキャラチップはコミュ将様の素材をお借りしています。
【ツクマテサイト:コミュ将 様】
https://tm.lucky-duet.com/viewtopic.php?t=2045
Oh…………頭が椅子の下に…………
はい、ダメでした!!イベント中は問題なくても、実際にキャラクターが動いた時、椅子の下に頭が来てしまいます。
これは、タイルセットの設定を「★」(キャラクターの上に表示される)にしているためです。
しかも、キャラクターは椅子の下を自由に行き来できるため、実際にキャラクターを動かすと、すごく違和感があります。
キャラクターが約1.5頭身なら問題は無かった……。
ここで、脳内に選択肢が表示されます。
1️⃣2.5頭身を諦める。
2️⃣どうにか違和感が無いよう、椅子の方を試行錯誤する。
せっかく我が親指を犠牲にしてマウスで2.5頭身を作ったので、こんな序盤で諦めることはできません。
いずれ、「いややっぱ無理。1.5頭身にせざるを得ない」となるかもしれませんが、今のところは心は折れていません。
あと、よく考えたら「★」設定にすると、1.5頭身でも椅子の下側にもすり抜けてしまい、やっぱり違和感はありそうです。
(案)タイルセットと別に、イベントで背もたれを設定する。
ならば、上記画像のように、背もたれ部分のみをイベントで作成してキャラの上に表示させ、座る部分はタイルセットで作成し、下側通行不可にしてはいかがか!?
良い感じ!!!そう!!!!!
キャラクターが約1.5頭身なら問題は無かった……。
なんということでしょう……2.5頭身にしたが故(ゆえ)、椅子から見える足に違和感が……。
椅子に座っていたら足は横に出るか、ほぼ見えない感じになりますが、この設定だと、椅子っぽく見えません。
キャラクターが約1.5頭身なら、おそらく足は見えないので問題は無かった……。
ここまでの試行錯誤で約3時間。そろそろ心が折れそうな時間です。
(結論)通行させないことで妥協
そもそも、学校で教室を歩く時、わざわざ机と椅子の間を通ることなんてなくない????
イベントの時だけ座ってたら良くない????
……と、言うわけで、イベントの椅子だけイベントで作り、残りは通行「×」(キャラクターは通れない)にすることにしました!!!!妥協!!!!!
椅子に座っている間のイベントは、プライオリティを「通常キャラの上」に設定し、イベントが終了した後、椅子から降りたら、セルフスイッチでプライオリティを「通常キャラと同じ」に設定することにしました。これでキャラクターは椅子の上を通れなくなります。
たった一瞬の動作を考察するのに3時間。
プレイヤー視点だと、椅子を通れようが通れまいが、足が出てようが出ていまいが特に気にしないか、「なんで椅子通れないんだ。凸凹していて邪魔だなあ。さては逃げる時の障害オブジェクトだな……?」という感想&深読みになるかと思いますが、こんな感じで、ゲーム制作は非常に時間がかかります。(※個人の感想です)
そんなわけで、何の変哲もない教室を作るのに3時間かかってしまいました。
でも前向きに考えると教室はできあがったので、次のマップに取りかかろうと思います。
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